宙組「クラシコ・イタリアーノ」(新人公演)(その1)
新人公演担当 上田久美子
澄輝さやと、ラストチャンスで主役ができて良かったね。
ラッキーだったと思うよ
この作品は、とにかく祐飛ありきの作品で
台詞も多いし、男役の美学を追求しなきゃいけないし、
たいへんだっと思う。
立っているだけで美しい人だけど、
もっと立ち方とか研究してみて。
ずっと悩んだふうに眉間にシワを寄せているのも
役作り上なんだろうけど、もっと工夫してみて
ニーナ(本役野々)の伶美うらら。
男役顔なんだよね、椿火呂花みたい。
でも、春野寿美礼にも見えた
フランクな可愛い女の子像でなかなか良かった。
さて、今回一番上手かったのは、風馬翔だと思う。
汝鳥さんの役のこの上手い子は誰だ~と思ったら、
風馬翔だった。
ダンサーでしょ、この人。
こんなにお芝居がうまいなんて。
しかも老け役をこんなに心を込めて演じられるなんて。
自然体なのよね~。
「花の長安」で英真組長の役をした水輝涼の達者さを思い出した。
風馬翔って、おでこが狭くて苦手だったんだけど、
これから注目します
レニー(本役凰稀)の愛月ひかるはね、金髪も似合うのね。
スタイルの良いし、爽やかだし、言うことなし。
サルヴァトーレとアレッサンドロの再会の場面では目が潤んでいた。
終演後、澄輝さやとが挨拶しているときも目をウルウルさせてた。
心優しい人だね~。
マリオ(本役北翔)の蒼羽りく、
芝居の上手いりくにとっても、ちょっと難しい役だったかな。
でも、見ごたえがあったよ。
みっちゃんから、もっともっと学んでみて。
みっちゃんの役ができるのは、いいチャンスだよ。
ジャコモ(本役十輝)の桜木みなとくん。
お衣装の上着の裾が8cmくらい上げてあるのが丸見えで、
笑えた。
サルヴァトーレとジャコモの大型パネル、
ちゃんと新公用に撮影されてました。
それぞれ1枚だけだけどね。
それにしても、この作品、
祐飛退団を前提に書かれた脚本だとつくづく思った。
退団公演じゃなかったけど
そして、みっちゃんが組替していく脚本だと思った…。