原作

2009年1月17日 (土)

「カラマーゾフの兄弟」

14年前の今日阪神淡路大震災でお亡くなりになられた方々へ心よりご冥福申しあげます。

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「カラマーゾフの兄弟」

宝塚に引き続き、東京でも衝動のうちに幕を下ろした「カラマーゾフの兄弟」

最近の新訳ブームで広告露出度も高く話題になっていたけれど、
宝塚での上演が決まったから読破できたように思う。

このような長く難しい本を読む気にさせて宝塚に感謝。

全5巻
解説部分などを除く本編だけで2000ページ以上もある長編。

しかし亀山郁夫氏スピード感ある訳文でどんどん物語に吸い込まれていく。

それぞれの巻末には詳しく興味深い「読書ガイド」も付いており、
そこを読むともう一度本編を読みたくなってしまうほど。

途中、イワン(彩吹真央)が語る無神論など読み進めにくい箇所もあるが、全体を通して面白さからページをめくってしまう。

舞台とは違うキャラクターのラキーチン(冴輝ちはや)や、
舞台のキャラクターよりその浅はかさで笑えるホフラコーワ夫人(天勢いづる)、
舞台には登場しなかったキャラクターなどに出会える。

三千ルーブルに巡るミーチャ(水夏希)の葛藤も実はもっとややこしく奥が深いことがよくわかる。

私は観る前に読んだが、観た後に読むのもまた一案sign01

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2008年10月 2日 (木)

原作「スカーレット・ピンパーネル」

「スカーレット・ピンパーネル」

大旋風を巻き起こした「スカーレット・ピンパーネル」ももうすぐ東京千秋楽。

今年の一番の話題作だったなあconfident
(もう今年終わった気分…
いかん、いかん大野さんのデビューもあるのに…)

遅ればせながらバロネス・オルツィの原作を読んでみた。

読んだのは、

翻訳、小川隆氏の集英社文庫版

舞台を観てから読むと、気づかぬうちに
台詞をぜ~んぶジェンヌ風に読んでしまっていて、
かなり楽しみながら読める。
ひとり宝塚みたいな感じshine

パーシーは安蘭風
マルグリットは遠野風
ショーブランは柚希風

原作と宝塚版は大筋は一緒だけど、かなり違う部分もある。
よく知られているアルマンは「弟」でなく「兄」以外にも、

パーシーの大変装はヘンなベルギー人ではなく、
年老いたユダヤ人。

ショーブランとマルグリットは昔恋仲ではなかった。

シュザンヌの母、ド・トゥルネー伯爵夫人はマルグリットを憎んでいる

など。

おかしいのは、原作では
パーシーが180センチの大男で、
ショーブランが小さな男だという設定。

最後の解説のページを山崎洋子氏が書いているのだけど、
小池さんのことに触れていて、そこで
「エリザベート」をドイツのミュージカルと書いてらっしゃるsign02
本になる前、この間違いに編集側は誰も気づかなかったのかしらんcoldsweats02

ともあれ「スカーレット・ピンパーネル」お薦めですbook

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